こだわりをご紹介②

着物サポートあゆみの保管サービスにおけるこだわりについて、引き続き紹介していきます。

着物サポートあゆみのこだわり
  • 桐箱とたとう紙を使った保管
  • 着物の畳み方は本畳み+2つ折り
  • タイミングと天候を見極めて実施する虫干し
  • お客様の選択を尊重するための「保管専門」

今回は第2回として、「着物の畳み方は本畳み+2つ折り」についてご紹介したいと思います。前回ご紹介した保管方法だけでなく、畳み方にもこだわりがあります。

着物の畳み方は本畳み+2つ折り

本畳みとは、着物を畳む際の基本的な畳み方です。着物の縫い目に沿って畳んでいきますので、正しく折ることで余計な畳み皺がつかず、きれいな状態で保管することができます。

この本畳みの最後に、たとう紙や収納場所の大きさに応じて、身丈を2つ折りか3つ折りにして納めます。ここで着物サポートあゆみでは、2つ折りにするのがこだわりです。

2つ折りと3つ折りの違い

先ほど説明した本畳みの特徴である縫い目に沿って畳む中で、縫い目から外れて畳む箇所が2か所だけあります。一つ目は衿、二つ目は身丈に対して2つ折りまたは3つ折りにした折り目です。

一つ目の衿に関しては、着用時にもよく目立つ折り目で、ピシッとした折り目が美しい着姿につながります。ですので、畳む際には特に気を使って畳んで保管をしてまいります。

そして二つ目の身丈に対して折った折り目、こちらは2つ折りの場合と3つ折りの場合で、実は着姿への影響が変わります。詳しく説明していきますね。

こちらの図は、2つ折りと3つ折り、それぞれの場合について、畳んだ状態と着物を着た状態でどこに折り目が付くのかを示したものです。畳んだ状態の図には、帯とおはしょりで隠れるおおよその位置も示してみました。

2つ折りの折り目と、3つ折りの折り目のうち一つは、実際に着物を着た際に、帯やおはしょりに隠れて目立たない位置に折り目が来ます。一方で、3つ折りの折り目のもう一つは、太もも~膝のあたりに折り目がくるので、折り目が目立ちやすくなります。

よって、より美しい着姿を作れるのが2つ折りだと考えています。

収納効率よりも着姿優先

2つ折りの場合、3つ折りよりも畳んだ状態のサイズが大きくなりますので、たとう紙も桐箱も大きなものになります。そのため、収納場所に対してお預かりできる着物の点数が少なくなること、たとう紙と桐箱の金額が高くなることがデメリットになります。

しかし、先述した折り目が目立たず着姿が美しくなるメリットを大切にしたかったので、着物サポートあゆみでは、保管時の着物の畳み方は、本畳み+2つ折りで統一することにしました。

おわりに

着物は着用している時間よりも保管している時間の方がずっと長いものですよね。着物サポートあゆみで着物をお預かりする目的は、保管そのものではなく、いつかまた気持ちよく袖を通していただくことだと考えています。

だからこそ、収納効率や管理のしやすさだけではなく、お客様が着物を着た時の美しさまで考えて保管方法を選んでいます。

本畳み+2つ折りという畳み方は、一つひとつの着物にとって最も負担が少なく、着姿にも配慮したいという想いからたどり着いた方法です。保管中の状態だけでなく、お客様がお召しになるその日まで見据えて、大切にお預かりしてまいります。

次回は、着物サポートあゆみのこだわりの3つ目、「タイミングと天候を見極めて実施する虫干し」についてご紹介します。着物の健康状態を保つために欠かせない虫干しについて、どのような考えで行っているのかをお伝えしたいと思います。ぜひご覧ください。

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